2026.03.30

施工概要
今回ご紹介するのは、住宅外壁の目地部分および窓上の庇(ひさし)まわりに施工したシール打ち替え工事の実績です。 経年劣化によってひび割れ・剥離が進んでいた既存シーリング材を丁寧に撤去し、新しいシーリング材を充填することで、建物の防水性能を完全に回復させました。
施工前の状態と劣化のサイン
施工前の状態を確認すると、外壁サイディングと庇の取り合い部分において、既存のシーリング材が著しく劣化していました。 コーキングが痩せて肉やせ状態になり、外壁との間に隙間が生じていました。 また、端部では剥離が進行しており、雨水が内部へ浸入するリスクが高まっている状態でした。 サイディングの目地部分でも同様に、シーリング材のひび割れや欠損が確認されました。 こうした劣化をそのまま放置すると、雨漏りや外壁内部の腐食・カビの発生につながるため、早期の対処が必要な状況でした。
施工のポイントと作業の流れ
① 既存シーリング材の撤去
まず、劣化した既存のシーリング材をカッターで丁寧にカットし、手作業で完全に除去しました。 古いシールが残っていると新しいシーリング材との密着不良が起きるため、撤去の精度が仕上がりの品質を大きく左右します。 今回は庇まわりの入り組んだ箇所も含め、下地が見えるまで丁寧に撤去作業を行いました。
② 養生(マスキングテープ貼り)
撤去完了後、施工箇所の両サイドにマスキングテープを貼って養生を行いました。 写真でご確認いただけるように、紫色の養生テープを使用し、シーリング材がはみ出さないよう仕上がりラインをしっかりと確保しています。 目地の直線ラインを美しく仕上げるためにも、この養生作業は非常に重要な工程です。
③ プライマー塗布
養生完了後、シーリング材の密着性を高めるためにプライマー(下塗り材)を丁寧に塗布しました。 プライマーはシーリング材と下地の接着を強固にする役割を担っており、この工程を省略すると後々の剥離トラブルにつながります。 特に金属製の庇まわりや、サイディング目地では密着不良が起きやすいため、プライマーの塗布は欠かさず実施しています。
④ シーリング材の充填・ならし
プライマーが乾燥したのち、高耐候性のシーリング材をコーキングガンで充填しました。 充填後はヘラを使って丁寧に押さえ込み、シーリング材の内部に空気が残らないよう均一に仕上げました。 庇と外壁の取り合い部は、雨水が直接当たりやすい箇所であるため、特に丁寧な充填作業が求められます。
⑤ 養生テープの除去・仕上げ確認
シーリング材が適度に表面硬化したタイミングで養生テープを慎重に剥がし、仕上がりラインを整えました。 施工後は充填量や表面の平滑性、密着状態などを目視・触診で確認し、品質基準を満たしていることをしっかりと検査しています。
施工後の仕上がり
施工後の写真をご覧いただくと、庇上端の目地部分に均一で美しいシーリングラインが形成されているのがわかります。 既存の剥離・隙間は完全に解消され、雨水の浸入経路が確実にふさがれた状態です。 養生ラインに沿ったシャープな仕上がりは、職人の丁寧な作業の証です。
シール打ち替え工事が必要なサインとは
以下のような症状が見られる場合は、早めのシール打ち替えをお勧めします。
目地のシーリング材にひびや割れがある場合。 シーリング材が痩せて肉やせしている場合。 外壁との間に隙間が生じている場合。 シーリング材が剥がれ、下地が露出している場合。 雨の日に外壁の内側や窓まわりに染みが出てきた場合。
シーリングの劣化は外観上の問題だけでなく、雨漏りや構造体の腐食という深刻な被害に直結します。 定期的なメンテナンスで建物の寿命を延ばすことが、長期的なコスト削減にもつながります。
後藤シールにお任せください
後藤シールでは、シーリング専門の職人が一件一件の現場を丁寧に診断し、最適な材料と施工方法でご対応いたします。 「どこに頼めばいいかわからない」「業者に見てもらったが説明がわかりにくかった」というお客様も、まずはお気軽にご相談ください。 現地調査・お見積りは無料で承っております。 大阪を中心に、住宅から店舗・マンションまで幅広く対応しておりますので、シーリングに関するお困りごとはぜひ後藤シールへご連絡ください。