2024.11.21
シール工事を行いました。
シール工事とは建物の取合をシーリング材で施工する工事です。
シーリングはゴム状の材料を使用して、壁材同士のつなぎ目や窓のサッシまわりの接合部分に生じる隙間を塞いだりクッションの役割を担っています。
戸建やマンション、ビルなど種類にかかわらず建物は数多くの部材からできており特に最近ポピュラーになってきたサイディングは複数のパネルやボードを張り合わせてできています。
当然隙間なく繋ぐのは不可能なので、目地と呼ばれる広めの隙間をわざと設け、そこにシーリング材を詰めて密着させています。
年月の経過によって硬化によるひび割れやちぎれ、剥がれなどの劣化症状が出て来るので、定期的な詰め直しが必要です。
もしも劣化した状態で放置してしまうと、雨水が建物内部に侵入し、雨漏りや躯体の腐食を引き起こす原因になってしまうこともあるため、早めに対処しなければなりません。
そのような事態になる前に、5~10年に一度はシーリングの打ち替え工事を行いましょう。